今日もまた、なんというか。
心にぐっさりと、刺さる出来事が。
私は春日井市の社会福祉法人で、施設利用の窓口として、施設を利用したい方のお宅や入院されてる病院にお伺いし、状況や状態を聞いて、契約を結び、円滑に施設を利用してもらうよう、調整、相談役として、勤務し、奔走している時期がありました。
だいたい月に10名ほどの新規に施設を利用したい方の依頼があり、年間では120名ほどの方と面談や契約作業をしてました。
そんな事を5年近くやっていましたので、タクシーを始めてから、その時のご利用者様とばったり、相対する時もあります。
今日の依頼もそうでした。
本日のご利用者様は当時から、ユーモアがあり、身体に麻痺はあれど、話すことが好きな方で、とても優しく色々な話しをしてくださいました☺️
ロト6などをお小遣いの範囲でやったり、クロスワードパズルなどについつい熱くなるバイタリティー溢れる方でした。
私が部署をかえて、そして退職をし、お会いしてない期間が3年くらい。
依頼が病院のケースワーカーさんから、来た時、お名前を聞くのも3年ぶりでしたが、すぐに、もしや⁉️と胸騒ぎ。
同姓同名ではないのかと思いましたが、住所を聞いて確信に変わりました。
ご状態が悪い事は必要な機材でわかります。
ドキドキとしながら、病室に向かうと、痩せてしまってはいましたが、お顔を見ると当時のことが鮮明によみがえりました。
私の事を覚えているか、自信はなかったのですが、開口1番。
本当に久しぶりだね〜☺️
びっくりした〜。
でも、安心だわ〜。
と声をかけてもらいました。
あなた、変わらないね😳若いまま😁私はもう、こんなだよ。
と、おどけられる姿も、当時より、なお小さく見えて。
無理に慣れるものでもないし、慣れなくて良いとは思うんですが、なんだか、目頭が熱くなってしまい、言葉を探してしまう自分がいました。
こうした出来事に慣れる必要も、無理に受容したふりをするのも違うので、常にその時の感情で、いろんな事を考えてしまうのですが、会えてよかったですし、こんな偶然も奇跡だし、たまたま繋いでくれたケースワーカーさんにも、感謝です。
しかし矛盾する気持ちとして、やはり少し儚さ、切なさ、悲しさを感じてしまう自分がいます。
何度も、登り降りを付き添った階段は、今回はお抱えしてあがりました。
人の終末期をサポートする仕事の深さや、やりがいは、真っ直ぐに物事に対面した時に、揺さぶられると実感します。
今日も、また、私はやられました。
それは、悪い意味ではなく、
本当に、もっと、この地域に深く、資源として、人材として。根付きたいなあ。と。
そして、願わくば、終末期の手前から、サポートできるような事業になれるように。
今日も貴重なご依頼ありがとうございました。
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