いやよいやよも好きのうち❓
外出に行きたくない、なんとなく足が向かない理由って本当に様々で。
一緒にいく人の歩行能力が高くて、自分が足手纏いになるんじゃないか❓とか。
お手洗いの問題で気を揉んで、おっくうになってしまったり。
色々と行う事が難しくなってきて自信を失ってたり🥲
Kさんも行くのを悩んでいたそうですが、良かった☺️の一言。
こちらも本当に良かったです☺️
そんな中、私が1番、心に残っているのはショートステイの相談員時代。
癌末期の男性の方で、猛暑の夏の時期に、自宅にエアコンもなにもない中で
一人暮らしをされていて、生活環境も悪く、癌がどうこうではなく、夏場だけでも、
エアコンのある環境の整った所で生活しないと、危険があるとの事。
そこでケアマネさんの判断で、ショート利用の希望があり、声をかけて頂きました。
とっても頑なで、迎えにいってもショートにお連れするのはかなり難しいかも。とケアマネさん。
長丁場を覚悟しながら、伺う。
やはりショートステイには行かないとのこと🤭笑
んー😑
腰を据えてお話をして、1時間くらい。
ぽつりと出た言葉は
恥ずかしいけど、着ていく服もないし、身なりが悪い。
というものでした。
自宅の環境はあまり良くなく、エアコンもないせいで、万年床のような、
布団の上で、肌着と下着のみの格好で髪の毛や髭はぼさぼさな状態。
そもそも1人では家から出れず、ずっと自宅の中にいらっしゃった。
家族さんや、ケアマネさんの話しから、私はてっきり、施設にはいきたくない‼️
自宅にいるんだ‼️という強い気持ちがある人だと思い込み、いかに、皆が心配していて、
健康上もよくないので、なんとかお願いします🤲と伝えるばかり。
本人さんが気にしていたのはそこじゃなかったんです😓
私の固定観念と、一方的な想いを伝え、ご本人の身なりに関してまったく気に留めれておらず😓
目の前の人の状態をしっかり見る。向き合う。
こうしなきゃ、なんとかお連れしなきゃと思い込んだりすると、こんな当たり前の事に気がつけないんです😓
非常に恥ずかしいけど、人間の視野って狭い😓
それならばまずは、と髭を剃り、髪をとかし、タンスから服を出して、
襟付きのシャツなんてどうですか❓これ、カッコイイじゃないですか‼️
といいながら、ここでご本人にも笑顔🤭
施設にお連れした後も、安全な環境に移れて良かったと笑顔。
当たり前の事なんですよ。
人の前に、外にでる準備ができてからの、でませんか❓という交渉🚐その順番の差は凄く大きいのです。